【別物】「空から降る一億の星」日本と韓国の違いを解説

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木村拓哉さんが出演している「空から降る一億の星」

韓国リメイク版も放送されているだけあって、内容が気になる方もいるでしょう。

韓国版も、おおむね日本版を忠実に再現していますが、すべてが同じではありません。

今回は「空から降る一億の星」の日本版と韓国版の違いについて解説していきます。

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「空から降る一億の星」日本と韓国の違い

ますは日本版と韓国版は、どのように描かれているのか違いについて解説していきます。

話数が異なっている

日本版が全11話なのに対して、韓国版は全16話です。

韓国ドラマは、一般的に他国のドラマより話数が多いのが特徴です。

とにかくゆっくりとストーリーが進行するのが韓国ドラマ。

細かい設定も韓国風にアレンジされていて、登場人物の性格や心理描写も丁寧に表現されています。

韓国はドラマ制作の費用が高いため、話数を増やして視聴率を上げることが一般的のようです。

登場人物の職業や出会いのきっかけが違う

日本版では、片瀬涼はイタリアンレストランの見習いコック、優子は編集者として描かれています。

韓国版では、キム・ムヨンはビール醸造所で働き、ジンガンは広告代理店のデザイナーです。

日本版での優子と涼の出会いは美羽の誕生日パーティーでの設定ですが、韓国版では陶器の展示会での出会いに変更されています。

韓国版の主役2人は兄弟ではない

日本版では涼と優子は、兄妹として描かれていますよね。

たしかに韓国版ではジンガンが「ムヨンの妹かもしれない」というシーンもあります。

主役2人が「兄妹かも」というのは、セランの策略(日本版でいう小百合)で、ムヨンとジンガンを引き離すための嘘でした。

最終的に2人が兄妹でないことが明かされますが、日本版にはない展開となっています。

韓国版は1話の場面展開ごとに曲が変わる

韓国ではOST(Original Sound Track)といって、ドラマ内で使われている曲をアルバムにしています。

日本のドラマでは、物語のクライマックスや最後のシーンで主題歌が流れることが一般的ですよね。

OSTは日本でいえば「サントラ」みたいな感じですが、韓国では「OSTを聞いてからドラマを見る」ほど欠かせないと言われています。

韓国のドラマでは、1話の中の場面転換のたびに曲が入れ替わります。主題歌は必ず流れるわけではありません。話数が長い分、歌詞と合わなくなってくる配慮もあるようです。

日本と違うところは、有名アーティストによる複数の曲が、劇中歌が含まれている点。シーンごとに音楽で強調するスタイルがとられています。

日本版ではタバコを吸っているが韓国版は吸っていない

日本版では、時代が時代だけあって、「吸い過ぎでは?」と思うほどタバコを吸っています。

「韓国ドラマ」では喫煙シーンに厳しい制限があり、タバコを口にすることはあっても実際に吸うシーンはありません。

喫煙シーンに関しては、2002年頃から自主規制がはじまり、ドラマでの喫煙シーンはNG。韓国版では、吸っていません。

韓国でも過去のドラマ「冬のソナタ」では、高校生役のペ・ヨンジュンがタバコを吸うシーンもありました。再放送するときは、カットかぼかしをかけるそうです。

一方で「映画」は規制されていないようです。その反動なのか、「韓国映画」では、喫煙シーンがよく登場します。

たとえばイ・ジョンソクが悪役を演じた「VIP」では、キム・ミョンミンが演じる刑事が大量にタバコを吸っています。

ラストシーンが異なっている

日本版では優子が誤解し、完三を守るために涼を銃殺。間違いに気がついた優子もボートの上で自殺する設定ですよね。

韓国版ではセラン(日本版では小百合)の父親でもある「NJグループの会長」が暗殺者を送り、ジンガンがムヨンを守るために撃たれます。

最後の最後に「一緒に生きていきたい」と願うものの、同時にムヨンも暗殺者に撃たれて、亡くなります。

日本版は「死に向かっていく2人」に重きを置いていて、韓国版は「生きることを選んだ2人」に設定を置いている感じでしょうか。

最終的に主役2人は亡くなりますが、日本版のように重くて暗い結末ではないので「韓国版のほうが良い」といった意見もあります。

日本の「空から降る一億の星」【基本情報】

公開日2002年4月15日~6月24日
脚本北川悦吏子
原作北川悦吏子
撮影ロケ地関東近郊
出演木村拓哉
深津絵里
井川遥
柴咲コウ
田山涼成
八嶋智人
大澄賢也
金子貴俊
森下愛子
主題歌エルヴィス・コステロ「スマイル」

日本の「空から降る一億の星」のあらすじ

刑事を辞めようかと考えている、ひとりのうらぶれた刑事・堂島完三。何を信じ、何を愛するのかさえ誰にもわからない孤独な心を持つ、ひとりの謎めいた男・片瀬涼。

そしてある殺人事件を巡って、物語は思わぬ方向へと展開していく。西原財閥の娘・美羽は、完三の妹・優子に、涼への思いを打ち明ける。

美羽を応援しながらも、涼とのある共通点に気付き、次第に彼に惹かれていく優子。彼女と涼の関係は…。

引用:TSUTAYA DISCAS

日本の「空から降る一億の星」のキャスト情報

堂島 完三(演:明石家さんま)

46歳のベテラン刑事。若い頃に犯人を射殺し、その犯人は涼と優子の父だった。犯罪者に対する鋭い勘を持ち、妹・優子を大切に思い、退職後はうどん屋を開く夢を持つ。

片瀬 涼(演:木村拓哉)

30歳のフレンチレストラン「REVE」の見習いコック。体に火傷の痕があり、記憶喪失になった過去がある。

堂島 優子(演:深津絵里)

28歳、完三の妹で編集者。

涼と同じく火傷の痕があり、美羽の家庭教師をしていた。

西原 美羽(演:井川遥)

25歳、大企業の娘で涼に恋心を抱く。

宮下 由紀(演:柴咲コウ)

19歳、アイスクリーム店員で涼の彼女。ある犯罪に関わり、自殺を試みるが完三に救われ、次第に彼に惹かれる。

韓国の「空から降る一億の星」【基本情報】

引用 空から降る一億の星 – BSフジ

公開日2018年10月3日~11月22日
脚本ソン・へジン
原作北川悦吏子
撮影ロケ地ソウル近郊
出演ソ・イングク
チョン・ソミン
パク・ソンウン
主題歌イ・スンヨル「Someday」
ソ・イングクXチョン・ソミン「Star」
イム・ヨン「Lost」

韓国の「空から降る一億の星」のあらすじ

広告デザイナーのユ・ジンガン(チョン・ソミン)は幼い頃に両親を失い、20歳年の離れた兄ユ・ジングク(パク・ソンウン)と2人で暮らしている。

ある日、親友ペク・スンア(ソ・ウンス)の陶芸展に招待されたジンガンは、パーティーのスタッフとしてやってきたビール会社の従業員キム・ムヨン(ソ・イングク)と出会い、彼の失礼な発言に憤慨。兄のジングクもまた陶芸展に向かう途中でムヨンとすれ違い、彼の眼差しになぜか胸騒ぎを覚えるのだった。

一方、スンアは恋人である財閥御曹司チャン・ウサン(ト・サンウ)が有名教授の陶芸品を彼女の作品として展示したばかりか、作品解説のトークショーまで準備していることを知ってウサンを責める。

2人の会話を耳にしたムヨンは偶然を装って作品を壊し、スンアが嫌がっていたトークショーを阻止。スンアはたちまちムヨンに夢中になり、彼と付き合い始める。

しかしムヨンが別の女性と映画館にいる姿を目撃したジンガンは、スンアへの気持ちが本気だとは思えず、ムヨンに会うたびにケンカ腰になってしまう。

そんな中、女子大生殺人事件を捜査していたジングクは、数々の手がかりからムヨンが事件に関与していると直感するが・・・。

引用:公式サイト|ポニーキャニオン

韓国の「空から降る一億の星」の相関図

引用 公式サイト|ポニーキャニオン

韓国の「空から降る一億の星」のキャスト情報

キム・ムヨン(演:ソ・イングク)

クラフトビール醸造所で働く醸造士。瞬時に記憶する能力と謎めいた危険なオーラを放っている。

感情への無関心さが特徴で、自身の過去についてもほとんど知らない。

ユ・ジンガン(演:チョン・ソミン)

広告デザイン会社で働くデザイナー。ムヨンが勤めるアーツ社のブランドデザインを担当している。

幼少期に両親を失い、20歳年上の兄ジングクと共に生活中。明るく真っ直ぐな性格だが、彼氏がいないことについて兄から心配されている。

ユ・ジングク(演:パク・ソンウン)

経験豊富なベテラン刑事で通称「ユ課長」

27年のキャリアを持つが、出世には関心がない。独身で、愛する妹ジンガンを一人で育てている。

外見は明るくユーモアに溢れているが、長年心の傷を抱えている。

ペク・スンア(演:ソ・ウンス

ジンカンの友人で、陶芸専攻の修士課程を修了し留学を控えている。

NJグループ系列会社の副社長を父に持つ裕福な中産階級家庭の長女。

どこにいても目立つ存在だが、支配的な母に育てられたことから、自尊心が意外にも低い内面を持っている。

チャン・ウサン(演:ト・サンウ

NJグループの専務で、後継者。

スンアに対して恋愛感情があり、一方的な求愛を続けている。

チャン・セラン(演:キム・ジヒョン

ウサンの姉であり、NJグループの常務を務める女性。

お金持ちの家庭に育ち、典型的な高慢でわがままなお嬢様。

密かに会社の後継者を狙っている。

イム・ユリ(演:コ・ミンシ)

ウォニョン洞バンドでアルバイトをしているムヨンの友人。精神疾患を抱えている。

ヤン・ギャンモ(演:ユ・ジェミョン

青少年の相談事例集『トラウマ』で、ベストセラー作家となった小児科精神科医。

ムヨンの秘密を知る唯一の人物でもある。

ノ・ヒジュン(演:イ・ホンビン


梨泰院(イテウォン)のパブでアルバイトをしている。

ムヨンを尊敬し慕っている後輩でもある。

韓国の「空から降る一億の星」は悲しい結末?

韓国版では、「NJグループの会長」が送った暗殺者によって、ムヨンが攻撃され、彼女を守ろうとしたジンガンが撃たれてしまいます。

最終的には、ムヨンも命を失いました。

日本版では、ほとんどの登場人物が、殺害や自殺など悲惨な終わり方をしています。

韓国版ではお互いの気持ちを理解し合った直後に悲劇が起こるため、少し救いがある結末です。

ただし何も情報を知らないままドラマを見ると「衝撃の結末」と思う方もいるようですね。

韓国ドラマは、比較的に悲劇的な結末を迎えることが多いのですが、日本版も救いようのない最悪のラストとなっています。

日本の結末を知っている人の中には、「韓国版はまだ救いようがある」といった意見もありました。

韓国版は、ある程度希望が感じられる結末になっているからでしょう。

そもそも日本版が好きで何回も観てたんだけど
韓国版観たらこっちもまた好きになっちゃいました。
ストーリーは少し違うけど、どっちも切ない。
観終わったあとは胸がギュってなる。

引用:Filmarksドラマ

日本のリメイク版。日本版は未視聴。
自分の見てきた韓ドラの中でもトップクラスの衝撃的なラスト。

引用:Filmarksドラマ

つらい〜けどおもろい〜😢映像が映画みたいに綺麗。
最終的に最悪な終わり方だった。。。
えっこんな最低な終わり方ある??悲しすぎる😢
でもやっぱソイングクもチョンソミンちゃんも好きだわ〜😢

引用:Filmarksドラマ

中には韓国版も「悲し過ぎて立ち直れない」と言った意見も。

「空から降る一億の星」韓国のを見たんですけど、悲しすぎて立ち直れないです。同じ気持ちの人いますか?(´;ω;`)

引用:Yahoo!知恵袋

韓国版の結末は、サスペンス要素が満載なので、韓国らしさが出ていると思います。

韓国版「空から降る一億の星」の感想

韓国版「空から降る一億の星」を視聴した方の声を紹介します。

韓国版「空から降る一億の星」の高評価な声

韓国版「空から降る一億の星」の低評価な声

まとめ

今回は、「空から降る一億の星」日本と韓国の違いについて解説してきました。

「空から降る一億の星」は、ストーリーの展開、キャラクターの背景、ラストシーンなど、さまざまな違いがあります。

重くて暗い日本版の結末に対し、韓国版は少し救いがあるとして、好意的な意見もあるようです。

韓国版の結末はサスペンス要素が満載で、韓国らしいドラマが見られるのも特徴です。

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