第76回カンヌ国際映画祭のパルムドールを受賞し、第96回アカデミー賞でも作品賞を含む5部門でノミネートされている注目作、映画「落下の解剖学」。
視覚障害をもつ少年以外は誰も居合わせていなかった雪山の山荘で起きた転落事故を引き金に、さまざまな真実が暴かれていくヒューマンサスペンスです。
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本ページでは、どこで動画が視聴できるのか、無料視聴できる方法、サブスク配信サービスをまとめてみました。
| 公開日 | 2024年2月23日 |
| 脚本 | ジュスティーヌ・トリエ アルチュール・アラリ |
| 原作 | オリジナル脚本 |
| 撮影ロケ地 | ・山の家のシーン（フランスのヴィラロンベールのレ・クルヴァス） ・裁判所のシーン（フランスのサント） ・弁護士のカフェテラスのシーン（フランスのグルノーブル） |
| 出演 | ザンドラ・ヒュラー スワン・アルロー ミロ・マシャド・グラネール アントワーヌ・レナルツ 他 |
| 主題歌 | 劇中歌：「P.I.M.P」Bacao Rhythm & Steel Band エンドクレジット：「VARIATION AUTOUR D’UN PRÉLUDE」Benoit Daniel |
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- 無料視聴方法
- あらすじ・感想
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本ページの情報は2024年8月5日時点のものです。
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人里離れた雪山の山荘で男が転落死した。初めは事故と思われたが、次第にベストセラー作家である妻・サンドラに殺人容疑が向けられる。現場に居合わせたのは視覚障害のある11歳の息子だけ。やがて証人や検事により、夫婦の秘密や嘘が暴露されていき…。
U-NEXT公式サイト
「落下の解剖学」は動員数が世界で470万人を超え、2023年公開の「もっとも成功したフランス映画」といわれているんだよね！
見えないものを見つめる苦しさ、真実を炙りだす難しさを圧巻の演技で表現していて、観客は一気に疑心暗鬼の渦へと引きずり込まれるよ。
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世界が絶賛した傑作心理ミステリーを、この機会に視聴してみてください。
ここではまず、映画「落下の解剖学」の高評価の感想をご紹介します。
「落下の解剖学」、これはなんだか見とかなくちゃという予感があって映画館へ。ある意味、密室劇に近い地味な映画なんだけど、ものすごく惹きつける。映画の底力を感じる。んで、まぁ、俳優ってこんなにすごいものなのかとひれ伏したよ。
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) February 24, 2024
映画「落下の解剖学」は、糸井 重里さんにも「映画の底力を感じる」と言わしめています。
『落下の解剖学』観たよ！
会話劇、法廷劇で容疑者としての
サンドラ・ヒューラーの堂々たる演技に
圧倒されます
決してわたしは好きなタイプじゃないけど、
何がどうなろうと揺るぎないとこは
いいよなあ
観客はどう判断したのだろうあと、もちろん名優のワンチャン！
すごいよ👏 pic.twitter.com/RgRkjxyW9k— らりるれ (@tukigaao1125) February 25, 2024
映画「落下の解剖学」でサンドラを演じるザンドラ・ヒュラーをはじめ、俳優陣たちへの演技への高い評価も見られました。
『落下の解剖学』観た。
いっときも目が離せずグイグイ引きこまれた。ただの謎ときでなく、容疑者が女性（妻）である事で私たちにある種のジェンダーバイアスが働く。容疑者の証言が二転三転すると観客は裏切られたと感じる。そこで己れ自身の中の偏見を知るというすごい構造になっている。傑作。 pic.twitter.com/WhlSuSICoI— ラッセル (@0005092) March 17, 2024
映画「落下の解剖学」を視聴して、内容の展開のみならず、様々な点に目が行き考えさせられることで、目が離せずグイグイ引きこまれたという感想も見受けられました。
「落下の解剖学」息子のダニエル視点で観たほうが断然面白いし脚本が良く出来てることがわかる再鑑賞だった 他人の憶測や想像を更に想像するしかない彼にとって、確かな真実や実感を求める気持ちが痛切で胸打たれた 自分で音を鳴らしてるという実感を得るようにピアノを弾く姿は一回目より一層印象的 pic.twitter.com/yJJaTAGGCb
— シネマなぎ (@backtotnenow) March 11, 2024
映画「落下の解剖学」のストーリー、つまり脚本がよくできているという感想も見られました。
視聴すればわかると思いますが、映画「落下の解剖学」は、証言者となる人物の描き方、徐々に明るみになって行く関係など、引き込まれる作り方になっています。
『落下の解剖学』
面白かった
落ちた旦那の真相に迫りつつ見えてくる事件の真実と家族の真実どろどろの裁判が進みながらどんどん嫌な気分になりつつ最後は悲しかったです
解剖された真実に虚しさが迫ってくる面白い視点の映画でした pic.twitter.com/PWPRKL0sx3
— shogo (@shogo390717985) February 23, 2024
裁判ものというと解明・解決に向けて晴れていくものが馴染みがある展開かもしれませんが、映画「落下の解剖学」はその逆を行っているような内容で、若干の虚しさや悲しさを感じてしまう視聴者もいたようです。
その点で、映画として”面白い視点”という評価を受けているのかもしれません。
「落下の解剖学」「雪に死体」映画にハズレなし。最初から最後まで、全編にみなぎる緊張感。「人生から何かが決定的に損なわれる」切なさが徐々に浮かび上がる。演者が皆すごいけど、人間並みに演技をこなす犬もすごい。「枯れ葉」「瞳をとじて」に続いてこれも秀逸なワンコ映画。 #落下の解剖学 pic.twitter.com/z4bQemir4b
— MOJI 海藤文字「悪い月が昇る」発売中！ (@MOJIEIGA) March 2, 2024
映画「落下の解剖学」鑑賞
色々な感想や映画評を摘まみ食いしてから敢えて期待せずに鑑賞したせいか、私はかなり面白かった✨
徐々に夫婦の様相が明らかになっていく脚本が秀逸で見入ってしまった😊✨主演のサンドラ・ヒューラーの演技が凄い。そして名俳優犬メッシ君の演技が本当に凄くて驚いた😊 pic.twitter.com/MyqC1xNcXT
— きわみ (@kiwamiwami1220) March 20, 2024
「落下の解剖学」鑑賞🎥
突然の夫の不審死。事故かそれとも…法廷劇中心なので台詞に聞き入る感じでいろいろな考察で真相に迫っていくが…犬くん演技🐶が見事でした。息子くんが巻き込まれるのが不憫で😢それで流れが変わるかもしれない心境は辛い。委ねられたラスト、息子くんに良いものでと願った💦 pic.twitter.com/mLZ9W6g2qi— あじゅんま (@r_m_k_suki3918) March 27, 2024
映画「落下の解剖学」の感想で多かったのが、登場した犬の演技についてでした。
映画「落下の解剖学」でスヌープ役を演じた俳優犬メッシへの賞賛の声が多く、人間並みだと高く評価されていました。
映画「落下の解剖学」の高評価の理由については、以下のような内容などでした。
全体的に高い評価の感想が多く見受けられ、映画そのものの魅力や、俳優犬メッシへの感想が多くありました。
- 映画の底力を感じる
- 演技に圧倒
- グイグイ引きこまれた
- 脚本が良く出来てる
- 面白い視点の映画
- 人間並みに演技をこなす犬もすごい
映画「落下の解剖学」への感想は、犬のメッシを含めた俳優陣への賞賛が多く見られました。
また、法廷で繰り広げられる会話劇や、真実への迫り方、そのキーになる人物の描き方や設定など、様々な点において映画として高い評価を受けているようです。
次に、映画「落下の解剖学」の低評価の感想を紹介します。
ガチのミステリーだと期待して見に行った『落下の解剖学』まさかの法廷モノだったし、思ってた以上にめっちゃ長いしで、世間の評価は高いかもしれないが私はあまり刺さらなかった。なんならつまらなかったって言ってもいいかも。俺まだ感性が子供なんだなぁと…。
— REi【SHTRY/REiN】 (@Rei_mystic_sp) February 24, 2024
落下の解剖学を見た。
事前に情報を入れずに見たのでジャンルを勘違いしてた。全然面白くなかった・・・・・— もくさわ (@m0kusawa) March 27, 2024
映画「落下の解剖学」をサスペンス作品だと思って鑑賞した方々は、この作品が法廷ものだったことに困惑したようです。
サスペンス系を期待して鑑賞した方にとっては、長い会話劇というのはつまらなく感じたのでしょう。
「落下の解剖学」期待したほど面白くなかった。時間も長いし…疲れたわ。
「コヴェナント」にすればよかった。— タクミスグル (@takumisuguru) February 23, 2024
『落下の解剖学』鑑賞。
カンヌでの最高賞にアカデミー作品賞ノミネートと期待値膨らむも、裁判の一部始終の傍聴を疑似体験させるかのような長い長い法廷劇が二時間半…
登場人物の真意が見えないまま進む展開には惹かれるも、悪く言えば全体的に地味な演出が続く印象。
仕事帰りにはきつく眠かった… pic.twitter.com/sI5D9fjSw0— 猫間川よしを (@yoshiwo2006) February 29, 2024
映画「落下の解剖学」は、法廷シーンが長く、淡々と続きます。
そのため、会話劇などに慣れていない場合、かなり長く退屈に感じてしまうのは当然とも言え、低評価につながったのだと思われます。
落下の解剖学、何が焦点なのか分からずひたすらに退屈だった。
フランスの司法は容疑者に厳しくいい加減だと言いたいのかとすら思える話。
ただの裁判って大変だねうんうんって映画なのだが、フランスとかだとあれが何か違った見方になる社会背景でもあるのだろうか。
兎に角つまらなかった。— バーチー (@tonkatudaio) March 3, 2024
映画「落下の解剖学」について、わかりにくい、難しいなどの意見も多くありましたが、そもそも何が描きたかったのか焦点ががわからず退屈だったという感想がありました。
映画「落下の解剖学」の低評価の理由は主に以下のような内容でした。
- まさかの法廷モノだった
- 長い
- 何が焦点なのか分からず退屈
映画「落下の解剖学」について低い評価の感想を挙げている中には、予想していた内容と違った、という方が多くいました。
前知識がないまま視聴したおおよその人が、映画「落下の解剖学」をサスペンスものだと思っていたようです。
映画「落下の解剖学」はスリラー映画でもあるので、サスペンスものといえばそうなのですが、やはり長い法廷シーンで繰り広げられる会話劇が魅力のひとつでもあるため、映画「落下の解剖学」は法廷物、と感じた視聴者も多くいたようです。
そのため、期待していたものと違った上、長い裁判シーンが退屈だった、という感想になったと考えられます。
しかし、以下のような意見もあるため、好みによるとことも大きい映画だとも言えますね。
落下の解剖学、両極端な感想見かけてたけど、ミステリ要素を期待したり善人悪人をはっきりしてほしい人はつまらないと思うし、じわじわと人間の心の機微を暴かれるようなのが好きな人には面白いんじゃないかな。モブ含めたどの登場人物に感情移入して見るかで望む結末も変わる。
— えみーな (@eminamieA) March 28, 2024
引用：U-NEXT公式サイト
サンドラは、ドイツ人のベストセラー作家です。
彼女は夫であるサミュエルの故郷であるフランスの雪深い山里で、視覚障害をもつ息子のダニエルと愛犬のスヌープとともに暮らしていました。
ある日、父親であるサミュエルが転落死し、はじめは事故と思われましたが、前日の夫婦喧嘩が原因でサンドラに夫殺しの疑いが向けられていきます。
サンドラは外国人やバイセクシャルといった、複雑で多面的な背景をもっています。
そのようなサンドラが、社会的な地位や家庭内の問題を抱えながら、真実を追求し無実を証明しようとする姿が描かれているのです。
転落死したのは、サンドラの夫であるフランス人のサミュエルです。
精力的に作家活動をしているサンドラに対して、夫のサミュエルは地元で教師をしながら、なかなか完成をみない小説の執筆を続けていました。
サミュエルは屋根裏部屋で改装作業をしていて、その窓から落下したとみられました。
しかし検死の結果、頭部に殴打によると思われる外傷があり、妻のサンドラに疑惑がかかっていきます。
サミュエルは夫婦喧嘩の音声録音をUSBメモリーに残しており、これが理由で妻のサンドラの容疑が深まっていくのです。
映画「落下の解剖学」の上映館は、以下のとおりです。
| 地域 | 劇場名 |
|---|---|
| 埼玉 | 深谷シネマ |
| 東京 | 目黒シネマMorc阿佐ヶ谷 |
| 長野 | 上田映劇 |
| 兵庫 | パルシネマしんこうえん |
上映期間・上映時間は変更になることがありますので、詳細は直接劇場にお問い合わせください。
映画「落下の解剖学」の上映時間は「152分（2時間32分）」です。
一般的な映画の平均的な長さは120分ですが、映画「落下の解剖学」はそれを大幅に超えています。
しかし、夫の死の謎を解明し、登場人物の内面を詳細に描写する人間ミステリーとしての異様な緊迫感が絶えず想像力をかき立てます。
そのため、観客は時間を忘れて物語に引き込まれるでしょう。
映画「落下の解剖学」は実話ではありません。
本作の女性監督であるジュスティーヌ・トリエと、彼女のパートナーで監督でもあるアラチュール・アラリが共同で脚本を執筆しています。
本作は、夫の死を巡る謎と、人間の深層心理に迫ったサスペンススリラーです。
実話ではありませんが、現代的なテーマを扱っており、どのような夫婦やカップルにも起こり得る問題が描かれています。
とくに、妻が夫よりも成功している設定やバイセクシャルの問題に焦点を当てている点は現代社会のリアルな描写です。
この映画は、普遍的な人間関係の問題を鋭く描いており、観客に強い共感と現実感を与えるでしょう。
映画「落下の解剖学」はジュスティーヌ・トリエとアラチュール・アラリによるオリジナル脚本のため、原作はありません。
しかし、ジュスティーヌ・トリエは以下の4作品を参考にしたと明言しています。
| 監督 | 作品名 | 公開年 |
|---|---|---|
| オットー・プレミンジャー | 或る殺人（Anatomy of a Murder） | 1959年 |
| リチャード・フライシャー | 絞殺魔 | 1968年 |
| ジョン・カサヴェテス | オープニング・ナイト | 1977年 |
| ロバート・ベントン | クレイマー、クレイマー | 1979年 |
とくに、オットー・プレミンジャー監督「或る殺人」の、真実と思われていたものを次々とひっくり返していく手法は、大きな影響を受けたことでしょう。
映画「落下の解剖学」で重要な役を演じ、一躍スターになったスヌープ役の俳優犬メッシ。
意識を失い瀕死状態になるシーンを完璧に演じ、その迫真の演技が評価され、カンヌ国際映画祭では、優れた演技を披露した犬に贈られる「パルム・ドッグ賞」を受賞しました。
俳優犬メッシの犬種はボーダーコリーで、年齢は7歳です。
人間に換算すると54歳であり、フランスのパリで暮らしています。
目はうつろで全身ぐったりした瀕死状態の演技は、ドッグトレーナーにより教え込まれたものです。
その演技がなければストーリーが成り立たないほどの重要なシーンを見事やり遂げました。
アカデミー賞にも出席し、お行儀よく座っている姿に世界中でファンが急増しました。
これから映画「落下の解剖学」を観る方は、パルム・ドッグ賞を受賞したメッシの迫真の演技にも注目してください。
映画「落下の解剖学」が視聴できる動画配信サービス、無料視聴方法について紹介しました。
本作品はカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール受賞をはじめ、さまざまな賞にノミネート・受賞をしたヒューマンサスペンスです。
『U-NEXT』では映画「落下の解剖学」が1話につきレンタル399円で視聴できますが、初回登録時に600円分プレゼントされるので、実質1話無料で視聴できます。
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