「宝石の国」のフォスがかわいそう?|最終形態までの変化を解説

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「宝石の国のフォスは最終形態なの?」

「宝石の国フォスかわいそう」とGoogle検索をすると関連キーワードに「最終形態」と表示されています。

宝石の国のフォスが、最終形態までどう変化していくかが気になることでしょう。

そこで、本ページでは、宝石の国のフォスが「かわいそう」と言われる理由と最終形態について紹介していきます。

宝石の国とは

出典元:TVアニメ「宝石の国」公式サイト

「宝石の国」は、講談社の「月刊アフタヌーン」で連載がスタートした漫画で、作者は市川春子先生です。

連載は2012年12月号からスタートし、一時、休載したものの現在も連載中の人気作品となっています。

主人公はフォスフォフィライト、通称「フォス」です。

宝石の国の内容は、以下のように紹介されています。

今から遠い未来、僕らは「宝石」になった。

彼ら28人は、襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。

月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。

漫画界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。

引用元:講談社「アフタヌーン公式サイト」

2013年7月に単行本第1巻が発売され、現在12巻まで発売されています。

単行本第1巻の発売時には、フルアニメーションのPVが作成されたとのことで、期待の高さがうかがい知れるでしょう。

2017年10月には、累計発行部数が140万部を突破する大人気作品となっています。

2017年5月にテレビアニメ化することが発表されて、2017年10月~12月まで放送されました。

「宝石の国」には、実際の宝石を擬人化したキャラクターが28人登場します。

このキャラクターたちには性別はなく、砕かれても死ぬことはありません。

作者である市川先生は、インタビューで以下のように答えています。

上半身は少年、下半身は少女を意識して描いてます。鉱物の無機質無生殖といった“ないないづくし”を表現するにはいちばん「色っぽい」のではと判断しました。

引用元:宝島社「このマンガがすごい!WEB」

舞台は、遠い昔に「にんげん」が存在したとされる世界。

それぞれの宝石が、元々の宝石にちなんだ「硬度」「靭性」を持ち、特性に合った仕事を担当しながら生活しています。

宝石を奪いに来る「月人」と戦いながらの生活や、宝石たちを束ねる「金剛先生」が何者なのかなど、謎が多い作品です。

宝石の国のフォスがかわいそうと言われる理由1:孤独である

宝石の国のフォスがかわいそうと言われるのは「孤独」であることが挙げられます。

ネット上には、以下のような声もありました。

  • どんなにうまく立ち回っても、何がなんでも孤独にされてた
  • 神に仕立て上げられたフォスは一万年の孤独と苦痛と後悔やら反省やら…
  • 楽園感たっぷりの月での生活とフォスの一万年の孤独の落差が辛い…

フォスだけが地上に残され、他の宝石たちは月で幸せな生活を送っているため「かわいそう」と思ってしまうのでしょう。

宝石の国のフォスがかわいそうと言われる理由2:原型がない

宝石の国のフォスは、とてももろく壊れやすい宝石です。

そのため、月人に襲われたり戦闘をする度に壊されてしまいます。

その度に、他の鉱物を使って体を変えていき、現在では身体の半分以上を他の鉱物で占めているのです。

最初こそ、そのもろさから戦闘に参加できずにいたフォスですが、変化するごとに新たな能力を手に入れていきます。

どのように変化したのかについては後述しますので、ぜひ最後までご覧ください。

宝石の国のフォスがかわいそうと言われる理由3:報われない

宝石の国のフォスについて「報われない」という口コミも多く見られました。

そのため、以下のような口コミも。

  • 宝石の国はバッドエンドで終わるんだろうな
  • ここまで主人公が報われない話だとは思わんかった
  • フォス以外が幸せになっていく…

フォス以外の宝石には幸せが訪れていることから、余計にフォスをかわいそうと思ってしまうのでしょう。

宝石の国|フォスの最終形態までの変化

宝石の国のフォスは、何度もその姿を変えています。

宝石の国のキャラクターたちは、宝石なので身体が砕け散っても死ぬことはありません。

破片を接着して元通りにするか、他の鉱物で補うことができます。

そのためフォスは、その姿を大きく変えていくことになるのです。

読者の間では、以下のような意見が出ています。

  • 今のが最終形態なの?
  • フォス、もう変わらないよね?
  • 最後には元に戻るのかな?

以下では、これまでの形態の変化について解説します。

形態1:海の戦いで両足を失い、アゲートと貝殻を接合

最初の変化は、両足を失うことで起こりました。

フォスは、アドミラビリス族のウェントリコススと月人の罠により、海の中で戦うことになってしまいます。

月に連れ去られるのはなんとか免れることができましたが、両足を失ってしまいました。

しかし、ウェントリコススはフォスを騙したことを後悔し、弟であるアクレアツスの貝殻をフォスに提供し、アゲートと貝殻で作った足を手に入れます。

その結果、フォスは俊足になることができました。

形態2:両腕を流氷にさらわれ、金と白金の合金を接合

前回の形態の変化で足が速くなったフォスですが、アメシストの2人と一緒に見回り中に月人が襲撃してきます。

しかし怖くて戦うことが出来なかったフォスは悔しさで眠れず、他の宝石たちが冬眠する中、冬の流氷を砕く業務に就いていました。

フォスは、その仕事中に流氷に落ち、両腕を砕かれてしまいます。

一緒に作業していたアンタークチサイトと代理の素材を探し、金と白金の合金を見つけて腕に付けてみました。

最初は動作不良に見舞われますが、腕として馴染み、戦闘能力が大幅にアップします。

自分だけで月人を倒すことができるまでになりました。

形態3:月人に頭部を奪われ、ラピス・ラズリの頭部を接合

フォスはある日の戦闘で、月人によって頭部を奪われてしまうという衝撃の展開に。

死ぬことはありませんが、昏睡状態に陥ってしまいました。

そこで、過去の月人との戦闘で頭以外を奪われてしまった「ラピス・ラズリ」の頭部を、フォスにつなぎます。

接合は成功したものの、その後102年間にわたり眠り続けました。

目が覚めたフォスは、記憶や人格はフォスのままに、ラピス・ラズリの知性を受け継ぎ天才的な頭脳を手に入れます。

しかし、細かいクセや嘘をつくのがうまくなるなど、ラピス・ラズリの性質も多く受け継ぎました。

形態4:仲間をかばって長髪を失い短髪に

ラピス・ラズリの頭部は、青いロングヘアが特徴でした。

ロングヘアになったフォスは、戦闘中にモルガとゴーシェを月人からかばいます。

その結果、髪の毛を斬られてしまい、元のショートヘアに戻りました。

形態5:監視用の合成真珠を左目に埋め込まれる

フォスは、犬型の月人の襲来をきっかけに、宝石たちをまとめている金剛先生に疑問を抱きます。

そこで、フォスは直接月人と接触しようと、わざとさらわれて月に行きます。

フォスは月人と協力関係になり、ある作戦実行のために元の星に戻ることになりました。

その際、月人によって左目に監視用の合成真珠を埋め込まれます。

形態6:シンシャとの戦闘で水銀を取り込む

フォスは何度も砕かれては修復されるというのを繰り返し、その姿は化け物じみていきます。

そんなフォスは、ある目的を達成するために月人を引き連れて地上に夜襲をしかけます。

そして、かつての仲間だった宝石たちを片っ端から粉々に砕いていき、最後にシンシャと戦いました。

シンシャは水銀を使って攻撃し、フォスは合金を使って対戦します。

結果としてフォスが勝ち、シンシャの水銀を体内に取り込みました。

フォスは突然、水銀に包まれて人間のような姿に変化します。

形態7:金剛先生の右目を自分に埋め込

地上の宝石たちとの激闘の末、最後にいたのが金剛先生。

フォスの要求を受け入れない金剛先生に業を煮やし、フォスは攻撃を仕掛けます。

しかし金剛先生は右目だけを残し、崩れ落ちてしまうのです。

そこに、金剛先生の右目を狙うエクメアが現れフォスに攻撃してきます。

エクメアとの戦闘中に、フォスは金剛先生の右目を自らに移植。

フォスに金剛先生の力が完全移行するまでに必要な時間は1万年かかるといい、フォス以外の宝石たちは月に行き生活することとなりました。

この段階で、フォスの身体は以下のように変化しています。

  • 両足:アゲート+貝殻
  • 両腕:金と白金の合金
  • 頭部:ラピス・ラズリの頭部
  • 左目:月の合成真珠
  • 皮膚:シンシャの水銀
  • 右目:金剛先生の右目

オリジナルの部分は胴体しか残っておらず、もはや半分以上が他の鉱物で構成されてしまいました。

しかし、話は現在進行中です。

最初の頃から、あまりにも変わってしまった今の姿が本当に最終形態なのか?

ネット上でも議論が続いています。

宝石の国の良い口コミ

「フォスがかわいそう」などの声もある宝石の国ですが、中には良い口コミも多くあります。

漫画を読んだりアニメを観たりする前に口コミを参考にして、その魅力を知ることで楽しむことができるかもしれません。

激動ぶりが面白い

宝石の国は「フォスが変わりすぎてかわいそう」という口コミもありますが、その激動ぶりが面白いと感じる人もいるようです。

最近の漫画では例を見ないスピードでの展開が、クセになってしまうようですね。

登場人物に個性があって好き

宝石の国は28人の登場人物がおり、それぞれの個性が好きだとの声もありました。

中には「推しキャラ」がいるという人も多くいて、宝石の国にハマるポイントと言えるでしょう。

宝石の擬人化が可愛い

宝石の国の登場人物は、擬人化された宝石という設定です。

そのキャラクターが可愛いという声も、とても多い印象でした。

中には「よくこんな設定思いつくなぁ」と感心している声もあり、好きなキャラを選ぶのも大変なようですね。

宝石の国の良い口コミまとめ

宝石の国の良い口コミとして、以下の3つがありました。

宝石の国の良い口コミ
  • 激動ぶりが面白い
  • 登場人物に個性があって好き
  • 宝石の擬人化が可愛い

宝石の国は、主人公のフォスがかわいそうと言われてはいるものの、その展開の早さが面白さの一つと言えるようです。

そして、それぞれのキャラクターにもたくさんの魅力があり、楽しめるようですね。

気になる方は、ぜひ作品を手に取ってみてはいかがでしょうか。

宝石の国の悪い口コミ

魅力を感じている人が大勢いる宝石の国ですが、悪い口コミも複数見られます。

先にマイナス面を知ることで、漫画を読んだりアニメを観たりしてから「失敗した」と思うことを避けられるかもしれません。

心が痛い

宝石の国のフォスが孤独になるシーンを見て、心が痛いと感じたようです。

またフォスの扱いについて、他の宝石たちからの扱いが心に刺さると感じている人もいました。

他にも、フォスがひどい目にあっている姿を見て心の9割が痛いという声も。

救いがない

仲間のために一生懸命なフォスを見て、救いを望む声がありました。

周囲とのすれ違いや利用される姿に、そう感じたようです。

過去の自分の姿を見て「誰だろう、可愛い」って思うなんて、確かに辛過ぎますね。

キャラが見分けられない

宝石の国の漫画を読んだときに、白い紙面上のキャラクターが見分けられず、うんざりしたようです。

しかも話も難解でつまらないと感じてしまったとのこと。

でもアニメは美しく、髪の色でキャラを見分けることもできたようです。

宝石の国の悪い口コミまとめ

宝石の国の悪い口コミとして、以下の3つがありました。

  • 心が痛い
  • 救いがない
  • キャラが見分けられない

見ていて辛くなる展開に、自分自身の心を痛めてしまっている人が多いようです。

また、漫画ではキャラの見分けが難しいという声もありましたが、アニメでは宝石ならではの美しさを楽しめるようなので、興味があれば見てみても良いでしょう。

まとめ

宝石の国のフォスがかわいそうと言われる理由として、「孤独である」「原型がない」「報われない」などの口コミがありました。

良い口コミをしている人には、宝石の国の根強いファンが多い印象です。

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