宝石の国「ひどい」理由とは?|主人公の変化について口コミと共に紹介

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「宝石の国はひどいの?」

「宝石の国」とGoogle検索をすると関連キーワードに「ひどい」と表示されています。

一体なぜひどいのか気になることでしょう。

そこで、本ページでは、宝石の国が「ひどい」といわれる理由を口コミと共に紹介していきます。

宝石の国とは

出典元:TVアニメ「宝石の国」公式サイト

宝石の国は講談社の「月刊アフタヌーン」に掲載されている漫画で、2012年12月号から連載がスタートしました。

作者は、市川春子先生です。

市川先生にとっては初の連載作品となっており、ネット上で口コミが飛び交うなど絶大な人気を誇ります。

アニメの公式サイトでは、以下のような紹介文が掲載されていました。

今から遠い未来、かつて存在した生物が、不死の身体をもつ「宝石」になった世界で、月から飛来する謎の敵“月人”と宝石たちとの激しい戦いを描く、強くてもろくて美しいアクションファンタジーコミック。 連載当初より、その独創的な世界観と、個性的で美しい宝石たちの魅力、そして謎に包まれた物語が人気を博し、注目を受けている。

引用元:TVアニメ「宝石の国」公式サイト

宝石の国では、擬人化された宝石たちが月からやってくる「月人」と戦いながら物語が進んでいきます。

主要となる宝石は28人いますが、性別はありません。

作者の市川春子先生は、インタビューで以下のように言っています。

上半身は少年、下半身は少女を意識して描いてます。鉱物の無機質無生殖といった“ないないづくし”を表現するにはいちばん「色っぽい」のではと判断しました。

引用元:宝島社「このマンガがすごい!WEB」

登場人物となる宝石は、それぞれ名前の宝石にちなんだ「硬度・靭性」を持っているのが特徴です。

自分の特性に合った仕事をしながら生活しています。

宝石たちを束ねる「金剛先生」の存在など、謎の多い作品です。

そんな宝石の国ですが、2021年3月号から、いったん休載します。

休載した理由についてファンの間ではさまざまな憶測が飛び交っていましたが、正式な発表はありませんでした。

しかし、2022年8月号から連載を再開し、現在も連載中です。

宝石の国の単行本は、現在12巻まで発売されており、89話~98話までが収録されています。

13巻の発売日についても、さまざまな予想がされていますが20223年8月現在は未定です。

ひどいと言われる理由1:主人公フォスの容姿が変わりすぎ

宝石の国がひどいと言われる理由の1つ目は「主人公フォスの容姿が変わりすぎ」ということが挙げられます。

フォスは通称であり、本名は「フォスフォフィライト」です。

最初は可愛らしい容姿でしたが、物語が進むにつれて徐々に変化していきます。

ネット上では、以下のような口コミもありました。

  • どんどん見た目が男性化していく…
  • 可愛かった見た目が凛々しい見た目になってしまった…
  • フォス、原型とどめてない…

容姿が変わってしまったのは、戦闘で多くのダメージを受けたことがきっかけでした。

フォスは、硬度が低く、とても壊れやすい宝石です。

このダメージによって、体の一部の宝石が欠けてしまいます。

しかし宝石なので、命を落とすことはありません。

砕け散った破片を集めて接着するか、他の宝石で補うことができるのです。

ただ、砕かれた部分は月人によって持ち去られているため、集めて修復することができません。

そのため他のもので補う必要があり、フォスの容姿は話が進むにつれてどんどん変化していきます。

フォスの容姿が変わったことにより、違和感や不快感を抱く声が上がりました。

「最終形態」と言われる姿は、当初の姿とはあまりにも違うため「ひどい」と感じた方が多かったのかもしれません。

しかし、この変化は物語の重要な要素であり、フォスの成長や物語の展開に深く関わっています。

フォスの変化については後述しますので、ぜひ最後までご覧ください。

ひどいと言われる理由2:鬱展開しかない

宝石の国がひどいと言われる理由の2つ目は「鬱展開しかない」というものです。

ネット上では、以下のような口コミも見られました。

  • 身も心も変わり果ててしまった
  • フォスが救われて欲しくて読み続けてるけど救いなんてないかも
  • 宝石の国を読むと情緒がおかしくなる

主人公のフォスは、冒険や戦いを通じて成長し、困難を乗り越えていきます。

その過程での、さまざまな苦難や悲劇が「鬱展開」だと言われているのです。

鬱展開と言われるのは、以下のような理由があるでしょう。

  • 主人公フォスの体の半分以上が他の宝石になってしまった
  • 宝石が襲われて砕かれるシーンがグロい
  • ずっと孤独に戦ってきたフォスに救いがない

このような鬱展開が続くため、一部の読者からは「見ていて辛い」という声が挙がっているのでしょう。

特に、明るい展開やハッピーエンドを求める方にとっては、この作品は受け入れがたいものとなってしまうのかもしれません。

しかし、一方でこの鬱展開こそが、主人公の成長や物語の深みを引き立てているという意見もあります。

実際、主人公が困難を乗り越えて成長していく様子は、非常に感動的であり、視聴者に強い印象を与えることができます。

このように、宝石の国がひどいと言われる理由の一つに、鬱展開しかないという点が挙げられます。

作品の雰囲気や展開に敏感な視聴者にとっては、見るのが辛いと感じるかもしれません。

しかし、その一方で、この鬱展開こそが作品の魅力や深みを引き立てているという意見もあるので、気になる方は見てみても良いでしょう。

ひどいと言われる理由3:救われない地獄である

宝石の国がひどいと言われる理由の3つ目は「救われない地獄である」と言うことです。

主人公フォスに対して、以下のような声も見られました。

  • 周りのために動いてるのに自分が報われない
  • きっと宝石の国はバッドエンドで終わるんだろうな
  • 自分はずっと孤独だったと気づいてしまったフォスが辛すぎる

主人公のフォスは、宝石の中でも硬度が低く、最初は戦闘に参加できませんでした。

しかし何度も体を砕かれ、代わりの鉱物で体を補うようになってから、戦闘にも参加できるようになっていきます。

フォスは身体的な強さと天才的な頭脳を手に入れ、仲間のために自分を犠牲にしながら戦うのです。

結果として、フォスの体のオリジナルの部分は半分以下になってしまいます。

顔も性格も変わり、フォスの原型をとどめない姿に、ショックを隠せない読者も多かったようです。

そんなフォスですが、1万年ものあいだ孤独な状況に陥ります。

月では他の宝石たちが幸せに暮らし始めますが、その中にフォスの姿はありません。

地上に残されたフォスがひとり孤独に耐える姿が心に刺さり、ひどいと思ってしまうのでしょう。

しかし、物語は現在も進行中です。

「きっと報われる日がくるのでは」と、期待するファンの声もありました。

宝石の国の、今後の展開からも目が離せません。

宝石の国の主人公フォスの変化

宝石の国の主人公フォスは、さまざまな変化を遂げています。

戦闘の中で体を砕かれ、その度に他の鉱物で修復されていくのです。

では、どのような変化があったのでしょうか。

今までのフォスの変化は、以下の通りです。

変化した部位詳細
両足・アドミラビリス族のウェントリコススと月人の罠で海中で戦闘になる
・月に連れ去られることはなかったものの両足を失ってしまう
・アゲートと貝殻を接合される
・俊足を手に入れる
両腕・冬の流氷を砕く業務中に両腕を流氷にさらわれる
・金と白金の合金を接合される
・最初は動作不良があったものの腕に馴染み戦闘能力が大幅にアップ
・自分ひとりだけで月人を倒せるようになる
頭部・月人に頭部を切り取られてしまい昏睡状態になる
・過去の戦闘で残っていたラピス・ラズリの頭部を接合される
・接合はうまくいったものの102年間も眠り続ける
・目が覚めると記憶や性格はフォスのままで天才的な頭脳を手に入れる
左目・犬型の月人の襲来で金剛先生に対しての疑問がわく
・直接月人と接触するためワザと月にさらわれる
・月で月人と協力関係となり作戦を実行するため地上に戻る
・左目に月人が監視するための合成真珠を埋め込まれる
皮膚・月人と地上に夜襲をしかける
・仲間だったはずの宝石たちを砕いていく
・最後に残ったシンシャとの戦いに勝ちシンシャの水銀を体内に取り込む
・水銀に包まれて人間のような姿になる
右目・宝石たちと戦った後に残ったのは金剛先生
・フォスが攻撃をしかけると金剛先生が右目を残し崩れ落ちる
・金剛先生の右目を狙うエクメアと戦いながら自らに移植する

この段階で残っているフォスのオリジナルの部分は胴体のみです。

いくら不老不死の体とはいえ、主人公の姿がここまで変わる漫画は他にはないでしょう。

最初は可愛らしい見た目だったフォスも、物語が進むにつれて化け物じみた姿に変わっていきます。

この作品が「ひどい」と言われるのは、そういった背景があってのことと言えるでしょう。

宝石の国の良い口コミ

「ひどい」などの声もある宝石の国ですが、中には良い口コミも多くあります。

漫画やアニメを見る前に口コミを参考にして、その魅力を知ることで楽しむことができるかもしれません。

訳分からなくて面白い

宝石の国を読んだところ「訳分からなくて面白い」と感じたようです。

宝石の国は、その話の複雑さから以下のような声も見られます。

  • 内容が理解できない
  • 感情がぐちゃぐちゃ
  • フォスが変わりすぎてよく分からない

一見マイナスな意見ですが、それゆえに何度も読み返している方が多い印象でした。

個性が輝いている

宝石の国のキャラクターは、宝石を擬人化しています。

特にアニメでは、その綺麗さに惹かれる方も多い印象でした。

一人ひとりの個性が輝いて見えるようですね。

キャラ全員が魅力的

宝石の国のキャラクターは、全員が魅力的だという声も多く見られました。

そのため好きなキャラクターが選べず、すべてのキャラクターを推しているファンも多い印象です。

ネット上には、イラストを描いてアップしている方や、キャラクターになり切ってコスプレしている方も多く見られました。

宝石の国の良い口コミまとめ

宝石の国の良い口コミには、以下のようなものがありました。

宝石の国の良い口コミ
  • 訳分からなくて面白い
  • 個性が輝いている
  • キャラ全員が魅力的

宝石の国は、その話の複雑さと個性あふれるキャラクターが人気の秘密なのではないでしょうか。

気になる方は、ぜひ一度読んでみてください。

宝石の国の悪い口コミ

魅力を感じている人が大勢いる宝石の国ですが、悪い口コミも複数見られます。

先にマイナス面を知ることで、漫画やアニメを見てから「失敗した」と思うことを避けられるかもしれません。

フォスが可哀想

宝石の国を読んでいて、途中まではフォスに対して「愚か」と「可哀想」という感情がせめぎ合っていたようです。

フォスは、仲間のために行動するものの、悪い結果に繋がってしまうこともありました。

そのことから「愚か」だという感情が湧いたのでしょう。

しかし物語が進むにつれ、報われないフォスが可哀想だとの感情が大きくなってしまったようですね。

他の宝石たちが月で幸せに暮らしている中、フォスだけが1万年の孤独に耐えなければいけないというのは、可哀想としか言いようがありません。

キャラの見分けがつかない

宝石の国は、漫画で読むと見分けがつかないという声も多く見られました。

漫画は白黒なので、同じような背格好の宝石たちが同じように見えてしまうのでしょう。

アニメで見ると、宝石の美しさが再現され、個性が感じられます。

中には、アニメで見てから漫画を読むと見分けられるという口コミも見られました。

おもしろくない

宝石の国の第1巻を読んで「おもしろくない」と感じたようです。

「救いがない」という物語に興味をもって読んだのに、キラキラして終わったことに満足できないのですね。

宝石の国は、第2巻からフォスの変化が始まります。

もし、救いがないシーンを見たいのであれば、もう少し読み進めてみる必要があるでしょう。

宝石の国の悪い口コミまとめ

宝石の国の悪い口コミには、以下のようなものがありました。

宝石の国の悪い口コ
  • フォスが可哀想
  • キャラの見分けがつかない
  • おもしろくない

宝石の国は、ネガティブな内容をマイナスに捉える方が多い印象でしたが、中には鬱展開を望んでいる方もいるようです。

精神的に耐えられない方以外は、一度、通して読んでみても良いのかもしれません。

まとめ

宝石の国がひどいと言われている理由として、「主人公フォスの容姿が変わりすぎ」「鬱展開しかない」「ここまで救われない地獄はない」などの口コミがありました。

良い口コミをしている人は、宝石の国の不思議な世界観が好きな人が多い印象です。

そのため、何度も見返している人も多いように感じました。

宝石の国は、ネガティブな内容の話でも抵抗のない人におすすめと言えるでしょう。

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