辻村深月先生の小説『かがみの孤城』が2018年の本屋大賞を受賞し、感動的な物語がアニメ映画として公開されました。
ストーリーの序盤から巧妙に仕掛けられた伏線が、クライマックスで奇麗に回収されていくのが見どころとなっています。
初めて見る人は、すべての伏線を見つけることは難しいかもしれません。
そこで今回は、伏線がすごいとされる映画『かがみの孤城』は、『Amazonプライム』や『Netflix』、どの配信サービスで配信されているのかまとめてみました。
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2022年12月23日に公開された映画『かがみの孤城』は、『U-NEXT』や『Amazonプライム』などの動画配信サービスで配信がスタートしています。
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公開日 | 2022年12月23日 |
監督 | 原恵一 |
脚本 | 丸尾みほ |
原案 | 辻村深月 |
公式ホームページ | 映画『かがみの孤城』公式サイト |
登場人物 | キャスト |
---|---|
こころ | 當真あみ |
リオン | 北村匠海 |
アキ | 吉柳咲良 |
スバル | 板垣李光人 |
フウカ | 横溝菜帆 |
マサムネ | 高山みなみ |
ウレシノ | 梶裕貴 |
こころの母 | 麻生久美子 |
喜多嶋先生 | 宮﨑あおい |
オオカミさま | 芦田愛菜 |
伊田先生 | 藤森慎吾 |
養護の先生 | 滝沢カレン |
リオン(少年) | 矢島晶子 |
東条萌 | 池端杏慈 |
水守実生 | 美山加恋 |
真田美織 | 吉村文香 |
学校での居場所をなくし
部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。ある日突然部屋の鏡が光り出し、
吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に
出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。さらに「オオカミさま」と呼ばれる
狼のお面をかぶった女の子が現れ、「城に隠された鍵を見つければ、
どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。期限は約1年間。
戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、
7人には一つの共通点があることがわかる。互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、
次第に心を通わせていくこころたち。そしてお城が7人にとって特別な居場所に
変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?
それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?
引用元:映画『かがみの孤城』公式サイト
ここからは『かがみの孤城』の良い口コミを紹介していきます。
苦しいことを経験した人のほうがことばに深みが出ることが多いけど、この映画を観ると、自分がこの歳になるまでしてきた経験って糧になってるかなって振り返って考えてみようという気分になる。苦しんでる人の助けになれるような人生を歩んでいられたらいいな。
途中で色々と勘づいてしまって結末は答え合わせになってしまったけど、そういうことより、大人になることや思春期に苦しんだことなんかを思い出して、あのとき諦めたこと諦めなかったことが今につながってるんだな、なんて思いがこころの中に湧きました。
引用元:かがみの孤城のレビュー・感想・評価 – 映画.com
原作は児童向け文庫のため、多くの人が子ども向けの作品だと思い込みがちですが、むしろ大人の方が楽しめる映画に仕上がっていると感じます。
中学生たちの生きづらさや孤独に苦悩する姿を描いているだけでなく、こころの母親を含む大人たちの葛藤もリアルに描かれている作品です。
“きっと、助け合える。
私たちは、ひとりじゃない。”現代に生きる子どもたちの悩みや心の動きが、痛いほど心に染みる。
我が子のことを思いながら観てしまった。
後半は涙が出ました。“大丈夫だから、大人になって。”
引用元:かがみの孤城のレビュー・感想・評価 (4) – 映画.com
『かがみの孤城』は、家庭環境やスクールカーストの中で生きる中学生たちの孤独や苦しさが巧みに描かれています。
子どもたちの痛みは、観ているこちらも胸が苦しくなるほどの内容もあります。
同じような経験をした人は、共感する部分もあるでしょう。
親になったら自分はどうするのだろうと考えさせられる作品です。
去年公開されたアニメ映画でトップクラスだった
未鑑賞の人はネタバレなしで鑑賞してもらいたい本作鑑賞後、原作小説を購入しようと書店へ向かったが
上下巻の長編小説であることに驚き
よくこれを2時間にまとめ上げた原監督の手腕にも拍手を送りたいそして本屋大賞受賞作という文言には素直に納得した
引用元:かがみの孤城のレビュー・感想・評価 (5) – 映画.com
映画をまだ見ていない人は、ネタバレなしで楽しんでほしいといった人もいました。
『かがみの孤城』の面白さは、映画を見ながら同時に謎解きを楽しめることです。物語の最初からしっかりと伏線が張られているため、見るたびに新たな発見があります。
謎解きの過程と、物語のクライマックスをじっくりと味わってみてください。
イジメる者へ。
因果応報、善悪まわり巡って必ずかえる。
イジメる者よ。
その報いは必ず来るだろう。
子々孫々に渡り必ずその報いが来ることを覚えておくといい。
いずれ悪行の根深さを知るだろう。イジメられる者へ。
若い人、その教室だけが世界ではない。
今は逃げて自身を整えよう。
悲観することなかれ、旅の準備だ。
世界は広い。
あなたを迎えてくれる居場所が必ずあることを覚えておいてください。ネタバレ含む備忘録
リオンだけが記憶あるという事かな。
ココロと新しいスタート。アキ=北島先生は他のメンバーも世話になってたね。
マサムネ、スバル。記憶なくとも繋がるね。
記憶なくとも現実世界でみんな繋がる事になるようだ。
リオンだけは記憶あるとして、他に話したところで何になる?かと。でもね、僕は北島先生には記憶あって欲しいんだよね。
最後、ココロさんでなく、ココロって呼び捨てして、アキがガラス越しに写ったら、記憶あるって思いたい。でも彼らは今後、良い方向に干渉し合うのは間違いない思った。
かがみの孤城のshinoの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
伏線回収えぐい
かがみの孤城のshinoの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
児童福祉に関心があるのでなんか色々グサグサ刺さったなぁ…
過去の自分とかも思い出してしまったり…
原作が優れすぎている。
昔、原作読んだ時は絶対にドラマ化しそうだな〜とか思ってたら、映画化されてて嬉しい。
アニメーション映画にあてても、落ちない面白さ。
序盤の嬉野を蔑む目に気付かされる所から、後半の怒涛の全員に意味が生まれてくる嵐まで、飽きさせず引き込まれてくる。
ちょびっとファンタジーが行き過ぎてなくて楽しい。
3/31までという長そうに見える時間は、意外にこんな感じであっという間だなぁと。
お姉ちゃん泣ける。友達も良いやつ。ギャル女の子めっちゃ良い人に成長するやん〜。
今周りにいる大人や子供が、同じ学年の容姿で並べられている世界線、この目線で助け合いって強いね。
学校って時代における変化がまだゆっくりだな〜と。
かがみの孤城のshinoの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
イジメや登校拒否などをテーマにした話しが苦手なので 気乗りせずに観始めましたが、不思議な世界観にどんどん惹き込まれていきました。
ありそうな展開で先が読めてしまいましたが、やっぱり泣けます。心が温かくなりました。
萌ちゃんハッキリ言ってくれてありがとう!
かがみの孤城のshinoの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
次々と標的を変えて本当にしょーもないです
萌ちゃんの言葉でスッキリした!
辻村深月さんの原作は恥ずかしながら、未読だが素晴らしかった。
かがみの中の孤城へ、無作為に集められた7人の少年少女たち…、共通項のないはずの彼らが少しずつこの異世界に集められた意味を見い出すたびに感動があふれる。
監督は私が大好きなしんちゃん映画をずっと指揮していた原恵一さんだったのか。どうりで面白いわけだ。だからあの声優さんもゲストに入っていたのか。
あとマサムネくん役の声優さんがあの人だけにそれを小ネタにしたセリフにも笑ってしまった。
芦田愛菜のハツラツとした喋り方もどこか不気味で、この映画の狂言回し、オオカミさま役にぴったりだった。
そして中高生の若い世代が夏休みに観る映画としてもぴったりの映画だ。
かがみの孤城のshinoの映画レビュー・感想・評価 | Filmarks映画
ここからは『かがみの孤城』の良い口コミを紹介していきます。
辻村さんの本が好きで、その中でもこの本はとても好き。だからこそ、期待が膨らんでいたのかもしれない。なんだかチープに感じてしまった。
引用元:かがみの孤城 _ 作品情報 – 映画.com
原作は文庫本で上下巻に分かれるほどボリュームがあります。
映画は尺に収めるため、主人公こころの心情を中心に描き、悩める少女がヒロインになっていく物語を中心に描いています。
映画では、パロディ要素も含まれているため、面白みに欠ける人もいるようです。
辻村深月の原作ということで興味はあったが、
引用元:かがみの孤城のレビュー・感想・評価 – 映画.com
映画館で観ようとまでは思わなかった。
VODで配信開始したので観賞。
どうなんだろう。
つまらなくはないのだが、起伏に乏しく普通と感じた。
じじいだから、もはや中学生の感性は理解できないのだろう。
中高生向けの作品かな。
原作もこんな感じ?
興味が湧いてデジタルで購入してしまった。
映画『かがみの孤城』は、不登校の少年少女たちが謎のオオカミさまに招待され、鍵探しのゲームに挑む物語です。
心地よいとは言えない生々しいシーンも含まれているためか、感性の部分で食い違う部分もあるようです。
映像化には難しい課題があるかもしれませんね。
学校に行きたくてもいけない人がいる。
引用元:かがみの孤城のレビュー・感想・評価 (2) – 映画.com
様々な事情で学校に行けるのに行きたくない人もいる。
其々のストーリーが散りばめられて居るのだけど、具体的な解決策が出て来ない。
狼様は何がしたかったのか?
原作を読んで居ないせいか何を表現したいのかさっぱり解りませんでした。
いじめ不登校に苦しんでいる方には胸に刺さるのかもしれません。
口コミの中には、もっと具体的なメッセージや解決策がほしいという感想もあります。
映画『かがみの孤城』は、序盤はわざと説明を抑えて少しずつ物語を展開させる手法をとっています。
オオカミさまの正体は最後に分かりますが、なぜあのような世界を作ったのかについては不明といった意見もあるようです。
原作未読
何がいいのかわからなかった。
原作でも主人公はあの女なのかな。
まったく同情も共感もできず。
リオンがメインであるべきでは。主人公のメンタルが虚弱すぎて、だからいじめられるんだろうなと思ってしまった。
萌ちゃんが普通。しかも結局こころ以外の人は記憶があるの?
設定もわかりづらい。真実はいつも一つだけおもしろかったです。
かがみの孤城に投稿された感想・評価(★1.0 – 2.0) | Filmarks映画
くっだらねぇ内容。
久々に邦画でイジメが題材じゃないミステリー系の映画観れると思ったらやっぱりイジメものじゃねーかw
マジでとことんイジメをテーマにしないと物語作れないんでちゅねークソ邦画の皆さんは。
クソ量産してえらいでちゅねー。
もうアニメもオリジナルストーリー期待して観ることは出来ない時代になったか。内容もクソ過ぎるんだけど冷静に観ても話にもリアリティ、共感性が皆無だという事を言っておこう。
かがみの孤城に投稿された感想・評価(★1.0 – 2.0) | Filmarks映画
というか何も良いところが無かった。
芦田愛菜もさぶい
原恵一監督初見。イジメは社会的な問題だと思うが、メディアが視聴率目当てで取り上げている側面も大きい。 そのテレビメディアが制作した不登校児の居場所として第三の場を提供するという物語は胡散臭い。過去の禊?そもそも学校は勉強する必須の場ではなくなっている。勉強も高校2年までならyoutubeで充分。 大半の大人は分数計算できないし仕事でも計算や文章校閲はアプリ任せ。加えて社交を学ぶの場でもないのだとしたら感性が豊かな子や頭の良い子が不登校は当たり前。時間と労力の無駄だからね。こういう物語が作られない世の中になって欲しいと切に願う
かがみの孤城に投稿された感想・評価(★1.0 – 2.0) | Filmarks映画
本当に面白くなかった、高校生の御涙頂戴お情け映画。映画を見ている最中に視聴者側が全ての謎が解けるレベル、最後の感動?シーンも、何の驚きもない、設定以外ありきたりなストーリーの映画
かがみの孤城に投稿された感想・評価(★1.0 – 2.0) | Filmarks映画
伏線を回収することのくだらなさ。原作は誰だと思ったら辻村深月だった。
かがみの孤城に投稿された感想・評価(★1.0 – 2.0) | Filmarks映画
登場する子供たちがほぼブルジョワジー。別にマルキストではないのでそのことを批判する気はないが、誰かに相談すれば皆が協力してくれて悩みが解決する、という発想自体がきわめてファンタジー的である。
『かがみの孤城』は、キャラクターの表情や台詞、背景、小物にも巧妙に伏線がちりばめられているため、注意深く見る必要があります。
映画の途中でトイレに行くと、物語が分からなくなるかもしれませんね。
作品は、後に展開される重要な事柄を前半や中盤でほのめかし、それらのネタを後のストーリー上で意味深く結び付けることで、物語全体を一体化させる手法をとっています。
- ほぼ謎解きの映画である
- どんでん返し系で余韻や感動が深まる
- 学生から大人まで楽しめる
- 繰り返し見ることで新しい発見ができる
特に、謎めいた象徴的な存在であるオオカミさまの台詞はほぼ伏線で、繰り返し見ることで新たな発見ができる魅力があります。
伏線回収系の作品が好きな方に、絶対におすすめしたい作品です。
まず押さえておきたいのが「城のルール」です。
このルールを破ると「オオカミに食われる」という厳しいペナルティが課せられるのですが、まるでグリム童話「赤ずきん」をほうふつとさせる内容なのです。
- ストーリーの見せ方で先が分かってしまう
- 映画としての見せ方が足りない
- 不登校やいじめの経験がないから分からない
- 音楽の挿入が変だった
作品は、学校生活や家族関係などでさまざまな事情を抱えた「普通ではない人」たちが登場します。
子どもたちが抱えるさまざまな問題に向き合う姿とともに、大人たちも苦悩している部分も描かれています。
共感できる人は、子供の頃に多くの経験をした大人かもしれません。
映画『かがみの孤城』は、何度も見返したくなる要素がありますが、この作品以外にも、伏線が良いとされる作品はたくさんあります。
映画『かがみの孤城』で感情移入できなかった人や、面白いアニメを探している人は、ぜひ他の作品も楽しんでみてください。
- かくしごと
- 彼方のアストラ
- 新世界より
- オッドタクシー
- がっこうぐらし
- リコリス・リコイル
どの作品も『U-NEXT』で配信中ですので、ぜひ楽しんでみてください。
今回は、映画『かがみの孤城』について解説してきました。
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